養生ヨガ 8月 第二回「腹診(ふくしん)」

最終更新: 8月10日


「腹診」であなたのカラダの状態を診ていきましょう


今月の養生ヨガは 「自分のカラダ」をじっくり観察してます。


お腹、お顔、肌、舌 よく見ると👀 そこにはあなたの体質や気質 そして、今のカラダの状態が現れてます。


養生とは、 病気にならないように心がけること、まずは自分を知ることから始まります。

さぁ一緒に、自分を隅々まで観察して行きましょう〜



腹診(ふくしん)て何?


肋骨から下腹部(鼠径部)までの状態を診ます。 内科のお医者さんに行くと、腹診を受けると思いますが「一体何を診ているのだろう、、、」と疑問に思う方も多いかもしれません(私はずっと疑問でした。笑) お腹の状態から実は色々なことが分かるんです。 例えば、 皮膚の状態からは、胃腸の働き、腹直筋の緊張の度合いからは現在のカラダの状態、本来の体質など。もう少しカラダのなかを探るように押すと内部の臓器(胃腸、肝臓、子宮)の様子などを知ることができます。 時々、お腹に触れただけでくすぐったがったりする方もいらっしゃいますが、この場合はもともとの体質が虚弱か、かなりカラダが弱っていると判断します。


日本人は胃腸が弱い


日本人は他の民族に比べ胃腸が弱い人種と言われます。 これは肉食文化の欧米人に比べ、本来消化に良いものを主食としてきた日本人は、比較的華奢な胃を持っているためです。また、腸が長く、センイ質の多い食物を吸収するために時間をかける構造となっているようです。

そのため、日本には、世界にないような多種多様な「胃薬」があるらしいです。(これはトレビア!) 昔の日本人は、 きちんとこれを知っていて様々な養生法でおなかをいたわる生活を送っていたようです。 子供には腹巻をさせ、ぬか漬けや納豆、麹など、腸の健康維持に役立つとされる発酵食品も豊富です。 『 雷が鳴ったらヘソを隠せ 』 というのも、雷が寒冷前線の通過、つまり気温の急激な低下とともに発生しやすく、おなかが冷えるのを防ぐ戒めだという説もあります。 しかし、これとは対照的に、現代人は、下腹の重要性に気づかずに軽視する傾向にあるといえます。そのため、下腹を虐げるような悪習慣を続け、結果としてさまざまな病気を招いている人があまりにも多いのが実情です。


では、

さっそく

お腹を観察していきましょう〜!




観察のポイント


まず、理想のお腹の状態は、

「赤ちゃんのような」「つきたてのお餅のような」状態

とされていて、このようなお腹の方は身体全体の状態も良好と考えられます。 ・ほどよく柔らかく、適度な弾力がある ・温かくなめらかでツルツルしている ・適度な湿り気がある ・肌色が白くきめ細かい つか、、、 赤ちゃんの肌になれるならなりたいわっ!!! ううう(涙) いや、 理想ですよ!理想! 次に、 気を取り直して観察のポイントです。

・毛が生えている

弱いところには体毛が生えると言われており、呼吸器が弱いと胸や肩に、胃腸が弱いとおへその周りに産毛が生えていたりします。

・凹んでいる/盛り上がっている

どちらも気が巡っていないところで、凹んでいるところは、その部分を守る力が弱っています。盛り上がっているところは、余分なものが詰まっているところです。


・ベタベタしている

気の力が悪くなり、毛穴をしっかり閉じておくことができずに、肌の表面に汗が漏れ出てしまっている状態です。すると、毛穴から汗とともに気がもれ→さらにその汗が体を冷やし→さらに気虚(※)が進む、という悪循環になります。 ※気虚:人が生きていく上で必要なエネルギーである「気」が不足した状態のこと。ヤル気が出ない、いつもダルい、疲れやすい、冷える、すぐ風邪をひく……などはすべて気虚の症状です。


・カサカサしている

表皮まで気が巡っていない、または冷えにより毛穴が閉じてこわばっている状態です。ガサガサした“さめ肌”の場合は、血がドロドロとして滞った「瘀血(おけつ)」の状態になっていることが多くなっています。


・お腹が冷たい

みぞおちからおへその上あたりまでが冷たい場合は、胃が冷えています。胃下垂の人は、もっと下の方まで冷えていることもあります。胃腸の動きが悪くなり栄養をしっかりと取り込めず、エネルギー不足、新陳代謝の低下、それによる、全身の疲労感、免疫力の低下につながります。 また、胃腸が弱いとセロトニン(幸せホルモン)、ドーパミン(わくわくホルモン)、ノルアドレナリン(やる気ホルモン)の三大神経伝達物質のバランスも悪くなり、ココロの状態にも影響が出てきます。

・くすぐったい場所、嫌な感じがする場所

ゆっくりなでてみて、やけにくすぐったい場所、嫌な感じがする場所があれば、そこは弱い場所であることが多いものです。



お腹で「体質」を診ていきます


次に、 膝を伸ばして寝た状態で、まず手のひら全体でお腹全体触って、柔らかさ、暖かさをみます。硬かったり、冷えているときは腰痛などが出ていたり、便通に問題があったり、身体全体が冷えて血流の滞った状態かもしれません。 おへそから2寸(指3本)ほど離れた左右上下の場所を人差し指から薬指の3本で押して行って、痛みがないかどうかチェックします。

痛みがある部位が、下記のように五臓とリンクします。


左ー肝

上ー心

臍ー脾

右ー肺

下ー腎


おへそ左が我が硬くなっていたり、響く痛みを感じる場合は、肝臓への血流が悪くなり、肝の働きも悪くなっていると考えられます。全身に新鮮な血が巡らず、筋肉などが硬くなり、自律神経の乱れも生じます。 ・なりやすい人 素直で、真面目で、人情に暑く、物事はっきりと白黒つけるタイプ ・出やすい症状 ・肩や首こり ・眼精疲労・頭痛 ・肌トラブル・吹き出物など ・脇腹の痛み、のぼせ ・気持ちの落ち込み・イライラ・怒り ・寝つきが悪くなる ・処方・日常で気をつけること 肝はとにかくストレスに弱いです。規則正しい生活、適度な運動、趣味の時間を持ったり、ストレスをためない生活を心がけましょう。肝が弱ると筋肉が硬くなります。肝の経絡が通る脇腹が硬くなると呼吸が浅くなったり、肋間の神経を圧迫して神経痛を起こしたりします。深い呼吸やストレッチで脇腹の筋肉をしっかりと緩ませましょう。


みぞおちあたりを触って、表面が堅く張っている人。 押すとドクドクという強い拍動が出ていて、少し苦しいなどの圧迫感がある人は、気や血が滞り、老廃物が詰まっていると考えられています。 ・なりやすい人

活動的で、元気で、無理が効く豪快なタイプ。 食欲旺盛で肉や油ものなどの美味しいものが大好き、お酒を飲んで夜更かしをするという人が多いです。 ・出やすい症状 ・メタボリックシンドローム ・高血圧、高脂血症 ・痛風 ・不整脈、動悸 ・不眠 ・情緒不安定 ・処方・日常で気をつけること このタイプの人は活動的で無理が効く分、自分のカラダの異変や、辛(つら)さに対するセンサーが鈍くなっています。なので、相当ひどい段階にならないと、自分の不調に気付かないことが多いです。普段から自分のカラダとココロの状態に目をむけることが重要です。 また、知らず知らずのうちに交感神経が優位になりやすいので、呼吸法等でしっかりと自律神経を整えるといいでしょう。


おへその指3本上からおへそ自体に拍動がある人は、消化器が弱っていて、全身にエネルギーが足りないてないと考えられます。 ・なりやすい人 温和で包容力があり、努力家で忍耐力のあるタイプ。 甘いものや果物、冷たいものが好きで、食べる量は多かったり、少なかったり極端な傾向。所作がゆったりとしていて、あまり激しい運動を好まない人が多いです。 ・出やすい症状 ・胃もたれ、食欲不振、下痢 ・疲労感、むくみ、だるさ ・唇の荒れ、口内炎 ・肌の色艶が悪くなる ・体重の増減 ・処方・日常で気をつけること 消化器系が弱いので、とにかくお腹を冷やさないこと、体に湿気を溜め込まないことが大切です。甘いものや、生野菜、冷たい性質のものを控え、ゴロゴロしないで運動をして筋肉をつけてカラダのなかの水分を飛ばしていくといいでしょう。極度に胃腸が弱っている時は、胃を休ませるのが大切です。腹八分目を心がけ、食べ過ぎた次の日には一食抜いたりして調整するのもいいでしょう。 また、「心配事があると胃が痛む」というように、思い悩む行為は胃を傷つけます。ストレスをためないようにしましょう。



おへその右側を指で軽く押して、硬くなっていたり・痛みを生じる場合は、肺の弱りを現れで「免疫力の低下」を現します。 ・なりやすい人 根が優しく繊細で、冷静・公平なタイプ ・出やすい症状 ・呼吸器系の不調(鼻づまり、喉の痛み、咳) ・肌の乾燥・かゆみ ・アレルギー症状(アトピー、花粉症) ・感情の起伏が外に出にくくなる ・便秘 ・処方・日常で気をつけること 肺は乾燥を嫌い、清潔な空気を好みます。口呼吸より鼻呼吸を意識しましょう。鼻呼吸は、外気が肺に入る前に、温度や湿気を調整したり、異物を取り除いたりします。口呼吸だと冷たく乾いた空気が直接、喉、気管支に入り込み、風邪をひきやすくなります。 軽いジョギングや呼吸法で、深い呼吸を意識して肺を鍛えましょう。また、中医学では肺と皮膚はどう組織として考えられます。民間療法の「乾布摩擦」はその一例で、皮膚を刺激して鍛えることで肺を強化して免疫力もあげると考えられえます。


おへそ下の丹田の位置、ツボでいう関元がペコっと力なく凹む方は腎の弱さが出ています。泌尿器系や生殖器系の働きが落ちてきていると考えられます。 ・なりやすい人 根気強く、凝り性で、臨機応変で人づきあい良いタイプ ・出やすい症状 ・腰痛・関節痛 ・下半身の冷え、上半身ののぼせ・ほてり・寝汗 ・疲労感・息切れ ・頻尿・むくみ・膀胱炎 ・婦人科系の乱れ ・頭皮トラブル(白髪・抜け毛) ・耳鳴り・骨粗鬆症・物忘れ ・処方・日常で気をつけること 腎はとにかく冷えに弱いので、腎臓のある腰回り、反対のお腹周りを温めましょう。 丹田=下腹部を鍛えることで、生殖器、膀胱の機能もアップし、さらに、体幹を鍛えることで代謝をアップさせて免疫力を高めます。また、気苦労、心配事などは「腎」を傷つけます。もともと凝り性で一人で色々なことを抱え込むところがあるので、周りの協力を得ながら問題を解決していきましょう。




今日のヨガは、

五臓にアプローチする5つポーズを紹介します。今の自分のカラダの症状にあったポーズを確認していきましょう。




養生ヨガとは

養生ヨガでは、体質別に起きやすい症状とその養生法を説明し、毎日の生活の中で取り入れていただけるヨガストレッチをしていきます。



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準備するもの


オンラインヨガは、ZOOMを利用して行います。 ZOOMのアカウントをお持ちでない方はダウンロードください。 ※無料アプリです https://zoom.us #acupuncture #moxa #india #yoga #鍼灸 #インド #オンラインヨガ #養生


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