養生ヨガ 7月 第一回「肺を整えて、呼吸力アップ」


「肺虚(はいきょ)」になってませんか?



日本ではコロナも少し落ち着き、日常の生活を取り戻しつつある状況かと思います。 ただ外出時はマスクは必須!そんな状況の中で、マスクをつけてる時間が長くなり、気づかぬうちに呼吸が浅くなっている人が多いようです。

(ちなみに、インドでは、慢性閉塞性肺疾患による死亡者数が、2010年に中国を抜いてしまった。上記のPM2.5系疾患と慢性閉塞性肺疾患による死亡者数を足すと、これまで世界ワーストであった中国の118万人に対し、インドは119.8万人。インドが中国を超え、世界最悪となっているそうなんです。) これは中医学的にいうと、


「肺虚(はいきょ)」


の状態で、


下記のような症状が現れます。


「肺虚」の症状 ・全身に熱がこもり、汗をかく。 ・息切れしたり、疲労感がたまる。 ・免疫力が下がり風邪を引きやすくなる。 ・肌のトラブル、アレルギー症状が起きやすくなる。 ・便秘をしやすい(体内の水分不足)

肺は「呼吸」を司る臓器で、 その呼吸は、脾で作られた「気」(と水分と栄養素)を全身に巡らせ、不要になった「気」を外に出す働きをしています。その肺が虚(機能が低下)すると、「気」が不足し、「血」の循環が滞り、体内の期間に栄養や酸素がいかなくなってしまいます。 その結果、 気血水のバランスが崩れ、様々な症状が現れ病気になってしまいます。



東洋医学=バランス医学


外界(自然界の影響 季節・温度・気圧、人間関係、ストレス)からの刺激を受け、内界(私たちの体)は常にバランスを取ろうとしているという考え方。 人間は自然の一部であるという考え方。 私たちのカラダは、自然界から様々な影響を受けており(外部環境、気候、ストレスなど)、人体それ自身も自然とバランスを取りながら、内部でさまざまな部位が影響し合っているという考え方。

東洋医学の考え方で「気」「血」「水」の3つの要素がお互いに助け合い、スムーズに循環している状態が理想であり、これがアンバランスな状態が続くと病気になってしまいます。


例えば、「気」が不足すると「血」の循環が滞り、体内の期間に栄養や酸素がいかなくなってしまいます。その結果、様々な症状が現れ病気になってしまいます。



肺を鍛える養生法


その1:深く長い呼吸で肺を鍛える

横隔膜をしっかりと使って深く長い呼吸を意識し、浅い呼吸にならないように気をつけましょう。日頃から横隔膜を使った呼吸法や、軽いジョギングなどをして肺を鍛えておくと良いです。


その2:口呼吸より鼻呼吸

鼻で呼吸することで、鼻毛と鼻粘膜で外からの異物を防いでいます。また鼻腔を通ることで適切な温度と湿度の空気を体内に取り込むことができて肺の負担を軽減し、肺の中でスムーズに循環します。口呼吸だと冷たく乾いた異物だらけの空気が直接、喉、気管支に入り込み非常に無防備です。


その3:舌筋を鍛える 日本人は口呼吸している人が多いそうです。

原因の1つに舌筋の衰えがあるようです。 あいうべ体操 (1)「あー」と口を大きく開く普段よりも大きめに (2)「いー」と口を大きく横に広げる首に筋が張るくらいまで (3)「うー」と口を強く前に突き出すしっかりと前に突き出します (4)「ベー」と舌を突き出して下に伸ばす顎の先をなめる感じで (1)~(4)を1セットとし、1日30セットを目安に毎日続けます とくに顎関節症の人やあごを開けると痛む場合は、回数をへらすか、「いー」「うー」のみをくり返してください。この「いー」「うー」体操は、関節に負担がかからないため、何回行ってもけっこうです。


その4:肺を潤す(乾燥を防ぐ=肺は繊細な器官)

肺は五臓の中で唯一外気と直接接触する臓で、非常に繊細な器官と言われてます。 乾燥する季節にはなるべく身体を潤すように心がけると良いでしょう。肺を潤す作用のある食材(秋の果物、白いもの、辛いもの)を多く取り入れ、乾燥した空気を吸い込むのを避けます。お白湯などでこまめに水分を取るのも良いです。


その5:大腸を整える

肺と大腸は裏と表の関係にある臓器で、肺が弱ると大腸の動きが悪くなり、大腸が弱ると肺の動きが悪くなります。肺が弱っている時は、水分をしっかりと取り、軽い運動でしっかり腸を動かし、ヨーグルト等をとって、大腸を整えましょう。


その6:皮膚を鍛える

中医学的には、肺と皮膚は密接な関係があるとされ、民間で行われている乾布摩擦はその一例です。皮膚を刺激して鍛えることによって、肺を強化し、風邪を予防をします。 風邪の際に、ウイルスは口、鼻から人体に侵入するのであるが、それに伴って生じる感覚は、背部がぞくぞくするような悪寒、発汗、肩甲部の筋緊張など、体表部の肌に出現します。中医学ではその症状に着目して、病邪(感冒の原因となるもの)は体表部(肌)から身体に侵入していくと考えます。そして、体表部を強くすることは病邪侵入への抵抗力につながると考えます。



ツボ押しやマッサージ


★中府 ちゅうふ 取穴:鎖骨下から肩へ向い突き当たった所から、垂直に親指幅1本下 効能:咳、気管支炎、肺炎、喘息、肺結核、五十肩


★尺沢 しゃくたく 取穴:肘を曲げて出来る内側のシワ上で、中央の堅い2本の腱の親指側の縁。 効能:咳、喘息、喀血、咽喉腫痛、肘痛(テニス肘)


★合谷  ごうこく 取穴:手の甲側で、親指と人差し指の間。骨が交わるところのすぐ手前。 効能:頭痛、歯痛、咽喉痛、肩こり、便秘・下痢、眼精疲労


★肺兪(はいゆ) 位置:肩甲骨と背骨の中間にあり、肩甲骨の真ん中の高さに位置 効能:ツボの名前に「肺」とあるくらいですから、風邪をひいた時、咳がひどい時、喘息で息苦しい時など、肺の調子が悪くなると硬くなります。それは小児喘息でも同じで、小さな背中がガチガチにこってしまいます。 そのような時は、使い捨てカイロを「肺兪」のあたりに貼ってみて下さい。じんわりと背中から胸へ、温もりが伝わるのがわかると思います。「肺兪」を温めるだけで、呼吸はいくぶん楽になります。

  ★肘から下をマッサージ 腕の内側を3分割した親指側には「肺経」という経絡が通っていて、ここをマッサージすると肺の機能を高めることができるとされています。ひじから手首に向かって、丁寧にほぐしていきましょう。

ちなみに、、、


突然ですが、この方誰だかわかりますか?!(笑)

昔の1000円札の、あ、いやいや、日本の医学博士、細菌学者の野口英世博士ですね! 野口博士の「すべての病気の原因は酸素欠乏症である」という100年も前の言葉が 今、科学的に証明されつつあります。


「酸素」は、 呼吸をすることによって肺で体内に取り込まれます。そこから血液中の赤血球と結びつき、血流にのって全身の細胞へ運ばれます。そして、各細胞内でエネルギーを生み出し、筋肉や内臓の動きを高める働きをしています。こうして、人体内の酸素濃度は97%以上に保たれているのが理想的なのです。

しかし、最近では酸素濃度の95%以下の人が急増しており、これを酸欠人間と呼んでいます。2%ですが、体内の酸素濃度を2%下げるには1分間完全に呼吸を止めた状態と同じになります。この2%が健康を妨げる大きな原因となります。


酸素をしっかりととるメリット


1.記憶力の向上

全身の酸素消費量の20~25%は脳で消費すると言われています。 脳の働きが活発になると、通常よりたくさんの酸素が必要となります。


2.乳酸の分解

疲れは、筋肉に乳酸が溜まっていくと感じるようになっています。

酸素はこの乳酸を炭酸ガスと水に分解して体外へ排出します。

肩のコリや身体のだるさも乳酸の仕業です。


3.ダイエット

糖分や脂肪を燃焼させる脂肪分解酵素のリパーゼが活動するためには、十分な酸素が必要です。酸素を身体に取り込むことで、新陳代謝をアップさせ、脂肪燃焼を促進し、普段の基礎代謝が高まります。


4.ケガの回復 イングランド代表のサッカー選手、ベッカム選手が、ワールドカップ直前に骨折をした後、 驚異的な回復を見せました。この時ベッカム選手が使ったといわれるのが高気圧酸素療法です。酸素カプセルも、ケガの回復には同じような効果があるといわれています。 筋肉や靭帯の損傷や骨折などで傷ついた細胞を再生するには、多くの酸素を必要とします。


5.健康肌へのサポート 酸素は、皮膚細胞の活性化も期待でき、 新陳代謝も活発になるため、皮膚の再生サイクルが正しく整えられ、美肌効果が期待できます。


今日のヨガは、

肺をしっかりと動かす呼吸法を中心にヨガをしてもらいましょう。



普段、私たちが意識していない「呼吸」。その「呼吸」は、一瞬一瞬、生まれた瞬間から、死ぬ瞬間まで、常に、私たちのカラダを支えてくれているものです。 この1時間は、じっくりご自身の呼吸とカラダに向き合ってみましょう。


ヨガが終わった後に、あなたの「呼吸」と「カラダ」に変化を感じられるか確認しましょう。



養生ヨガとは

養生ヨガでは、体質別に起きやすい症状とその養生法を説明し、毎日の生活の中で取り入れていただけるヨガストレッチをしていきます。



現在7月クラス受付中! 詳細はこちらから



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オンラインヨガは、ZOOMを利用して行います。 ZOOMのアカウントをお持ちでない方はダウンロードください。 ※無料アプリです https://zoom.us #acupuncture #moxa #india #yoga #鍼灸 #インド #オンラインヨガ #養生


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