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ありあけ堂鍼灸治療院
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養生ヨガ 6月「梅雨の養生 脾と胃」

junjunvega

日本の梅雨、インドのモンスーン時期は、湿気が多くてなんとなく体が重かったり、疲れが取れないと言った症状が出る時期です。

中医学的にも、五臓の中の「脾」は非常に湿気に弱く、体に湿気が溜まることによって、脾胃の動きが悪くなり、食欲不振、消化不良、倦怠感、むくみなどが出てきます。


毎週、その仕組みを読み解き、この時期を健康に乗り切る養生法をご紹介していきます。


今回は、脾胃と、の動き「 思 」のお話

まず、中医学には、

心身一如(しんしんいちにょ)

という言葉があります。


「こころとからだはつながっていて、心の不調が体の症状に影響したり、体の症状が心の不調を招いたりする」

という考え方です。

西洋医学は、

「心と身体は別のものであるという要素還元的考え方」に基づき発達してきました。

それに対して、

中医学、東洋医学では「心と身体はお互いに強く影響しあう」という「心身一如」という考え方にともとづいた治療体系となっています。日本では、昔からよく「病は気から」と言いますし、一般的にも割と親しみ易い考え方かもしれません。

そして、

ありあけ堂の治療の考え方「五行陰陽説」でも、

カラダ(五臓)の機能は、ココロ(精神)の機能と密接にかかわりあってると考えてます。


近年、西洋医学の世界でも

物質的な要素だけではなく、精神的な要素を含んだストレスが重視されるようになり、東洋医学に近づきつつあると言われてます。


東洋医学的に

五臓に影響を与えるストレスは

外因・内因・不摂生の3つ


1- 外因:

風 →肝に負担

暑→心に負担

湿→脾に負担

燥→肺に負担

寒 →腎に負担


2- 内因:

怒(怒り過ぎると肝に負担)

喜(はしゃぎすぎると心に負担)

思(思い過ぎると脾・胃の調子が悪くなる)

憂(くよくよすると肺や脾に負担)

悲(ひどい悲しみに合うと肺に負担)

恐(恐ろしい目に合うと腎に負担)

驚(ひどく驚くと腎に負担)

3- 生活上の不摂生:


脾胃は「思」と密接な関係がある


脾胃は車でいうと、ガソリン(=気)を作り出すところで

その脾胃が弱ると→元気がなくなる→思い悩む となりますが、


逆もまた然りで、

思い悩むと→元気がなくなる→脾胃が弱る

となります。


よく

「悩んでたら”胃”が痛くなってた…」

「考え事してたら”気”が滅入ってきた…」

とかいう言葉もありますね。


では、

「思い悩むのをやめましょう」と言われてもそれが簡単にできたら苦労しないですよね。

ココロを操るのはなかなか難しいものです。

そんな時は、

まずはカラダから動かして欲しいのです。



思い悩んでいる人は、

基本的に下を向いてます。

(上を向いて悩んでる人は心配しなくていいかもw)




下を向いた姿勢は、

背中が丸くなり、

体の前面縮こまり、胸やお腹が圧迫されます。


長時間このような姿勢を続けていると、

私たちの体はどうなりますでしょうか?


胃や腸などの内臓は圧迫され、

動きが鈍くなり消化機能が落ち、

全身に新鮮な栄養素いかなくなり、免疫力が下がり、疲労感が溜まり、自律神経のバランスも崩します。

自然と様々な身体の不調につながってきます。




逆に、

背筋を伸ばしてカラダの前面を開き

お腹いっぱいに空気を吸い込み内臓を刺激し

目をつぶって数分リラックスしてみましょう。

仰向けになるのもいいです。



お腹を緩めると副交感神経が優位になり

カラダの痛みや悲しみも少し楽になります。


今日のヨガは、

アタマから思考を追い出すように少しだけ動きのあるヨガをしてもらいましょう。

この1時間は、今ここにあることに集中して、考え事はマットの外に置いておいてください。

もしかしたら、ヨガが終わった後に、「その考えこと」は、違うものになっているかもしれません。


養生ヨガとは

養生ヨガでは、体質別に起きやすい症状とその養生法を説明し、毎日の生活の中で取り入れていただけるヨガストレッチをしていきます。



現在7月クラス受付中! 詳細はこちらから



申し込み方法


ありあけ堂の公式LINE(id:@ariakedo)、もしくは、ありあけ堂メールアドレス(info@ariake-do.com)へご連絡ください。









準備するもの


オンラインヨガは、ZOOMを利用して行います。 ZOOMのアカウントをお持ちでない方はダウンロードください。 ※無料アプリです https://zoom.us #acupuncture #moxa #india #yoga #鍼灸 #インド #オンラインヨガ #養生


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